「残り全部バケーション/伊坂幸太郎著」を勝手にキャスティング

「残り全部バケーション」を読了しました。
軽妙なテンポの文章といくつもの伏線。犯罪者なのに憎めないキャラクター設定。
大好きな伊坂作品の良さが凝縮された作品でした。

わたしはいつも伊坂作品を読んだ後は「登場人物を実写化したとしたら誰がいいだろう?」と毎回考えます。
ネットを調べると、好きな漫画や小説を実写化したら?と考える人が沢山いるようです。
その真似っこをして、「残り全部バケーション」を勝手にキャスティングしてみました。

そんなわけで、今回は「残り全部バケーション」をちょうど本を読み終わった人向けの記事です。(対象者めっちゃ限定w)
読了した方、それぞれの心の中に芽生えた岡田・溝口と、わたしがキャスティングした俳優たちを比べてみてください😊

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「残り全部バケーション」について

岡田・溝口を中心として、5つの短編小説で構成されています。
それでは、全話共通の3人と、それぞれの短編小説のキャスティングについてまとめていきましょう。
わたしが考えた勝手なキャスティングなので、すでに亡くなった俳優さんもアリにしています。
※文章内の敬称略

全話共通の登場人物をキャスティング

登場人物 俳優
裏の仕事を生業とする男 溝口 安田顕
溝口の相棒 岡田 岡田将生
裏組織のリーダー 毒島(ぶすじま) 大杉漣

まず主人公の「岡田」は、伊坂作品実写版の常連でもある「岡田将生」を選びました。
岡田将生ってイケメンだけど飄々とした味が出せるいい俳優さんですよね。
すっと思い浮かんだ俳優さんです。

それに対して、溝口と毒島は迷いました。

最初に思い浮かんだ溝口役のは佐藤浩市。決定に至らなかった理由は下っ端感が少ないこと。そして次にムロツヨシも考えましたが、ムロツヨシだと下っ端感が強すぎてNG。
下っ端感があって、悪人なのに憎めないキャラクターを生かせる人ということで選んだのが安田顕です。

毒島も悪人グループの長らしい俳優さんとして沢山の方が浮かびました。
ここで佐藤浩市もありですよね。ユースケ・サンタマリアも良さそう。
あとに出てくる短編「飛べても八分」で常務役に松重豊を選んだので、最終的に大杉漣に決めました。

各短編のキャスティング

登場人物のうち名前が出てこなかった人は「-」にしています。

残り全部バケーション

 登場人物 俳優
早坂家 小日向文世
小泉今日子
沙希 杉咲花
父の浮気相手 松岡茉優
岡田と溝口に追突される男 丸尾人徳 滝藤賢一

父の浮気がきっかけで離婚する家族は意外とスムーズに思い浮かびました。
我ながらいい配役です。
「実は浮気してました」と告白しちゃいながらも、奥さんに未練たらたらのお父さんは小日向文世さん以外にいないし、サバサバしたお母さんも小泉今日子さんがピッタリ。
もうこの夫婦以外にありえません。

悩んだのは父の浮気相手。
つい魔がさしてお父さんとそういうことしちゃった女性だから、絶対美人じゃなくて普通の女性だと思うんですよ。綺麗な29歳とお父さんがチョメチョメしちゃうなんてありえない。
さえない中年オヤジと過ちを犯しそうな普通の女性…。
正直言って松岡茉優さんは決して普通ではない(可愛い)ので、一番いいとも思えないところではあるけれど、意外とこういう役にぴったりくる女優さんは思い浮かばず難しかったです。

タキオン作戦

 登場人物 俳優
坂本家 雄大 寺田心
父(岳夫) 平山浩行
松たか子
岡田と溝口に追突される男 権藤 浅野忠信
権藤の愛人 貫地谷しほり
喫茶店の客 教授 坂本龍一
学生 成田凌

虐待されているのに健気な男の子…これはもう寺田心しか浮かびません。
有名な子役が少ないから、他の選択肢は鈴木福ぐらいしかなかったんですが(笑)
声のイメージも寺田心がピッタリでした。

虐待に見て見ぬふりをする母親と松たか子はちょっと遠いイメージだけど、そういう役をする松たか子を見てみたいので敢えて選びました。

最後まで悩ましかったのは、岡田の作戦にやる気満々になって協力する中年(50代)の権藤。
平山浩行にちょっと似ている、50代ぐらいの俳優…ってことで決めたのが浅野忠信です。

検問

登場人物 俳優
溝口の2代目相棒 太田 濱田岳
誘拐される女 木南晴夏
衆議院議員 田中 中井貴一
検問の警察官 警官A 原田泰造
警官B 堀内健

太田は”ゴムまりみたいな大デブ”。
「デブ」を基準に選ぶと安田大サーカスか松村邦洋とか石ちゃん、彦摩呂になっちゃうので、特殊メイクすることを前提で濱田岳を選出。
太田のボケボケっぷりは絶対に濱田岳しかありえません。

検問の警察官は若いころの原田泰造と堀内健のイメージ。
そう、昔あったTV番組「笑う犬の冒険」のテリーとドリーです。
「生きてるってなんだろ、生きてるってなぁに?」の頃の二人。あぁ懐かしい。

小さな兵隊

登場人物 俳優
岡田家 岡田(10歳) 神木隆之介
木村佳乃
岡田の友人家族 僕(10歳) 藤本哉汰
僕(成人) 千葉雄大
青木崇高
優香
僕の父の愛人 本田翼

岡田の厳しい母親の候補として考えたのは井川遥・木村佳乃。
岡田を叱る時、その人格までも含めて否定してしまう恐ろしい母親だけど、容姿は美しい人。
この文章を書いている間も、「井川遥に変更しようか」と思う程、甲乙つけがたかったです。
正直言って木村佳乃も決め手に欠いているけど、他の女優が浮かびません。

子供時代の岡田の友人「僕(10歳)」は女城主直虎の亀之丞役をしていた子役の藤本哉汰です。
とっても素直で、「海外出張中で実はスパイだ」というお父さんの言葉を疑わず信じちゃう。
そんな子供にピッタリです。

そして、優しいウソで「僕」を気づ付けないようにする夫婦は青木崇高と優香。
ここは言わずもがなですよね(笑)
よく考えると、最終的に離婚してしまう夫婦なので縁起が悪いかな?^^;;

この記事全体を通して最後まで決まらなかったのが岡田(10歳)でした。
将来、岡田将生ぐらいのイケメンになりそうな素質を感じられる子役。
むむ、難しい。

結局、すでに大人になりつつある濱田龍臣と加藤清史郎と、すでに完全に大人の男・神木隆之介の3択に。
成人後の岡田が岡田将生なので(なんだかややこしい)、三人とも遠いけど演技力で神木隆之介にしました。
こうやって考えると、神木隆之介は子役時代からずっと第一線であり続けているからすごいですね。

飛べても8分

登場人物 俳優
溝口の3代目相棒 高田 坂口健太郎
毒島関係者 常務 松重豊
豹ロボットの男 山内圭哉
病院関係者 先生(入院患者) 笑福亭鶴瓶
ベテラン看護師 木村多江
佐藤(清掃員) キムラ緑子
色メガネの男 やべきょうすけ

このキャスティングで一番選びやすかったのは色メガネの男のやべきょうすけ(笑)
清掃員のおばちゃんをゆするチンピラです。
やべきょうすけは闇金ウシジマくんの部下のイメージが印象的に残ってて、この手のチンピラ役を考えるときに彼以外に浮かびませんでした。

それに対して高田役を選ぶのは難しかった。
頭が良くて自意識過剰。そして内心溝口を小ばかにしまくっている3代目相棒。

候補はオダギリジョー、窪田正孝、瑛太、坂口健太郎。
イメージを一番うまく出せそうな俳優さん…として選んだのが坂口健太郎です。

関連リンクと動画

まとめ

さて、わたしが選んだキャストはいかがでしょうか?
3,300文字近いこの記事。
ごく限られた需要しかなく、「まとめ」まで辿りついた方は殆どいないでしょう(苦笑)

それでも、こうやって記事にしたくなるのが伊坂作品の良さです。
いつも伊坂作品を読んだ後は主要な人物だけキャスティングを想像して楽しんでました。
こんな風にわき役も含めて考えるのは初めてで難しかったです。
その分、実はこの記事をまとめるまでに3日間も掛かりました(笑)

この気持ち、最期まで読んでいただいた方なら、きっと共感してもらえると思います。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

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