【読書】「史上最強の内閣/室積光著」読了までに2ヶ月ぐらいかかったような?

タイトルの通りですが、2ヶ月ぐらいかけて小説「史上最強の内閣」を読み終わりました(笑)
北朝鮮からの核ミサイル攻撃という危機を前に、通常内閣の後ろに控えていた「一軍内閣」が出てくるという奇想天外なストーリー。

2010年の作品で、特に登場してくる海外首脳陣の名前が面白い。
アメリカのクリントン大統領ならぬ「クリキントン大統領」と、「フェラリー夫人」。
フランスのシラク大統領ならぬ「シラフ大統領」。
北朝鮮の最高指導者「キム・ジョンイル」ならぬ「シン・チョンイル」と、東京ネズミーランドに行くために不法入国した息子「シン・ジャンナム」。
やりすぎでしょ!って思う名前のオンパレード(笑)

不法入国したシン・ジャンナムがけっこう愛嬌があって憎めないキャラクターで描かれているので、2017年に本物のキム・ジョンイルが今は暗殺されてしまったと思うと少し切ない気持ちになります。

全体的にお笑い要素が強いストーリーの中で、北朝鮮がいよいよ核ミサイル攻撃をしかけてくるという場面が印象に残りました。

登場人物の新聞記者が高杉総務大臣に「なぜ日本は戦争しないと言い切れるのか」と問う場面。

「サザエさんが親しまれている限り、日本は戦争に走らない。
なぜなら、サザエさんは当時の日本女性が失った大切な人「父」「夫」「息子」「兄弟」をすべて持っている。当時、選挙権を持たない母親が、選んだ覚えのない政府に息子を奪われ、戦死広報一枚と引き換えになった苦しみは民族の記憶だから。
『サザエさんの幸福』を日本人は手放さない。」

と語ります。
丁寧なシーンをざっくりかいつまんで書いたので内容が伝わりにくいと思います💦ごめんなさい。
「当時の女性は、選んだ覚えのない内閣に大切な人を奪われた」という言葉に、女性が選挙権を持つ意味を感じました。

2010年に大人だった人におススメの本です。

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47歳の独女(×1)です。 人生最後のあがき!ということでダイエットとたるみ改善に励んでおります。 50歳からの人生を模索中。どうぞよろしくお願いします! 詳しいプロフィールはこちら!
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